山梨県手話言語条例
2024年度 取組み報告
昨年5年3月、県手話言語条例が施行されてから約1年半が経ちました。のぼり旗設置、手話言語動画を見る機会の普及、記念フォーラム開催等県内に展開する等、公共の場において、手話は一つの言語であるという理解が少しずつ広がっています。
これからも次の取組を進めていかなければなりませんが、今年度も次の通り県の計画として手話言語の普及啓発を進めます。県民の皆さまも、手話言語に対する理解を深め、障害のある人もない人も、安心して暮らすことのできる共生社会の実現を目指しましょう!
○図書館連携展示(開催終了)
展示期間:7月7日(日)~21日(日)(終了)山梨県立図書館で手話に関する書籍、のぼり旗、リーフレット、チラシ(ユニバーサルフェス)を展示しました。
○やまなしユニバーサルフェス2024(開催終了) 上記の報告をご参照ください。
実施日時:8月3日(土) 実施場所:イオンモール甲府昭和(さくら広場) 実施概要:(第3部)手話言語の啓発イベント(手話落語、手話クイズ等)
○ヴァンフォーレ甲府(実施完了)
☆ 対鹿児島ユナイテッドFC戦 9月11日(水) 時間未定
☆ 対ロアッソ熊本戦 放映日時:8月31日(土) 18時ホームゲーム試合会場
☆ 放映場所:ヴァンフォーレ甲府の15秒広告のオーロラビジョンへの掲出
○セレオビジョン
放映期間:9月10日(火)~9月23日(月) 放映場所:甲府駅前デジタルサイネージ 放映時間:7時~20時(13時間) 放映回数:15秒×8回/時間、104回/1日、1,456回/期間14日間 ※他20社?の15秒ずつ宣伝画面(おそらく5分30秒)の放映が終わったら、そのあとに「手話でつながろう」の手話言語啓発の画面が放映する順の繰り返しを行います。
○シネアド
放映期間:9月13日(金)~9月26日(木) 放映場所:イオンモール甲府昭和TOHOシネマズ甲府(全9スクリーン/1,750席) 放映時間:本編タイムの映画予告編の前
○懸垂幕の掲出
掲示期間:山梨県庁北別館:9月12日(木)~24日(火)(予定) 富士山駅ビル:9月1日(日)~30日(月)(予定) 掲示場所:山梨県庁北別館と富士山駅ビル(Q-STA) 掲示内容:「やまなし手話言語の日」を周知する懸垂幕(計2枚)を作成し掲出
○ブルーライトアップ
実施期間:9月20日(金)~24日(火)(予定) 実施場所:議事堂(決定) ※現在、ココリ(甲府市)についても、9月23日に限りブルーライトアップできるか確認中です。
昨年は、佐渡総合病院の正面をほかに甲府市内の藤村記念館、YBS会館、甲斐市ドラゴンパーク、韮崎平和観音像、清里萌木の村の自然木工房ONOさんの店、石和温泉駅、山梨市地域交流センター、富士山ドームレーダー館、東横インホテル大月富士山駅,上野原市役所、市川三郷町役場の11か所をライトアップ致しました。昨年に引き続いて今年もライトアップを行います。
○市町村の広報等への掲載
実施期日:9月号
○意見交換会(推進会議メンバーのみ出席)(実施完了)
実施日時:9月3日(火)15時~16時30分 実施場所:生涯学習推進センター交流室B
〇県と包括連携協定を結んでいる第一生命の情報発信チラシ、「With You vol.5」にも「やまなし手話言語の日」に関する広報が一部掲載される予定となっています。
特報!啓発動画
山梨県手話言語条例に関する啓発動画が出来ました!ご覧いただくと、さらに理解が深まります。 山梨県HPをご参照ください。 https://www.pref.yamanashi.jp/shogai-fks/shuwa/shuwa.html
2024耳の日フェスティバル報告 (2024年3月3日)
3月3日(日)に笛吹市八代総合会館で、山梨県手話言語条例1周年記念イベント兼2024耳の日フェスティバルが開催されました!当日は快晴で来場者も多く、大変な賑わいでした!241名の参加がありました。
このイベントの準備に携わった笛吹市聴覚障害者協会、手話サークル「ふえふき」、手話サークル「かすがいてのひら」の皆さん、本当にお疲れ様でした!そして、県・市町議員11人も参加しました。午前の部は県から条例報告、能登地震報告 午後の部は手話通訳物語の演出DVD,3人トリオで「18歳と81歳の違い」手話落語の出演者がそろってすごい盛り上がった舞台で会場を沸かせました。
9月23日「やまなし手話言語の日」と定める
※1. ~議員が頑張る!~公的な場で手話表現!(クイック)
※2.特報!9月23日記念フォーラム開催(クイック)と各地域ブルーライトアップ写真
県内手話言語条例「やまなしの手話言語の日】のぼり旗設置 只今30カ所設置済です。幟旗全数は現在120本。
左から
<1行> 笛吹市聴覚障害者協会ティッシュ宣伝、甲斐市役所玄関幟旗、市川三郷町本庁幟旗、市川三郷町三珠支所幟旗、市川三郷町役場垂れ幕
<2行> 市川三郷町役場垂れ幕 、市川三郷町六郷支所幟旗、笛吹市役所幟旗1.笛吹市役所幟旗2、当協会事務所前幟旗
<3行> 南アルプス市役所幟旗 、富士吉田市幟旗、上野原市ふじみ福祉センター幟旗、山梨県庁幟旗1、山梨県庁幟旗2
<4行> 山梨県福祉プラザ幟旗、 富士河口湖町役場幟旗、甲州市役所幟旗、都留市いきいきプラザ幟旗、富士川町役場幟旗
<5行> 山梨市役所幟旗、 甲府市役所幟旗、中央市役所幟旗、昭和町役場幟旗、身延町すこやかセンター幟旗
<6行> 山中湖町地域包括支援センター幟旗 大月市役所幟旗、北杜市役所幟旗、北杜市役所宣伝板、西桂町役場幟旗
<7行> 南部町役場幟旗 、韮崎市役所幟旗、道志村役場幟旗1、道志村中央公民館2、鳴沢村役場幟旗
<8行> 忍野村役場 、早川町役場幟旗、丹波山村役場幟旗、小菅村役場
7月6日の山梨県議会閉会で、手話言語条例に関わる補正予算案が可決されました。金額は千円単位です。
特報!!3月16日16時12分 山梨県手話言語条例は無事に 採決されました。(2023年)
2月定例県議会最終日3月16日、手話言語条例に手話を言語として認め、理解と普及を推進するもので、9月23日の「やまなし手話言語の日」を制定するなど盛り込まれた議員提案の条例が成立しました。同日の傍聴席には山梨県聴覚障害者協会などの関係者50人余りが詰めかけ、閉会後、議員、協会会員、手話通訳者、手話関係者ら60人越えが県議会議事堂の前で横断幕を広げ、条例の成立を祝いました。同日夜にも打ち上げで盛り上がりました。
山梨県手話言語条例のキャラクターの名前が「 手梨丸 」に決定!
<手梨丸(しゅりまる)の意味> 手は手話言語を使える環境にする、梨は山梨の梨、丸はスケールの大きさやどっしりとした字面で上手に組み合わせてふさわしい文字になります。つまり山梨で手話言語への理解を深めてもらうよう県民とともに一丸となり、手話が言語として認識されるよう取り組んでいくことです。
「手梨丸」の手話表現は、右の動画をご参照ください。
当協会がこの条例制定を目指して10年間かかった手話言語条例のシンボルとして、パンフレット、イベント宣伝チラシの発行物など、県内のいろいろな場所で活躍します!一方で、着ぐるみはまだ考えていませんが、県内のイベントに出かけて、ホームページとかSNS上で県内の手話の関心者を増やす役割は新キャラクターが担います。
当協会山梨県手話言語条例制定推進会議