66.11月20日(日)第27回山梨県聴覚障害者大会開催第3・4部
66.<第3部記念講演>今回は談話方式で楽しく話し合われました。東京五輪卓球の平野美宇選手の母親で、平野卓球センター監督の平野真理子さんを招いて「夢を歩む人生」というテーマで夢をかなえるために必要な心構えを語られました。平野さんは「大学卒業後に教員として市内小中学校に勤務し、結婚で退職し山梨県に移住した。子どもに関わる仕事がしたいと卓球教室を開いた。美宇選手は自ら希望し3歳に入門したという。美宇選手の指導経験から、何を克服するために練習や勉強に取り組むのか成長の鍵になる。練習なら試合、勉強なら将来の進路にどう生きるのか。合理的に考えなければ無駄な時間を過ごすことになる、その上で小さな成功体験の積み重ねで成果が実感できるようなやり方をやってみると強調した。今から意識を変えることで夢をかなえる」と多く語られました。その後福引きも自分で引いてもらう協力を頂きました。ありがとうございました。 <第4部手話劇映画>全日本ろうあ連盟創立70周年記念映画『段また段を成して』の手話劇上映会も行ってきました。題名「段また段を成して」は、伊香保温泉にある石段街に与謝野晶子が作詩した「榛名山の一角に段また段をなして・・」が刻まれており、そこから引用した題名で、ろうあの方々が70年もの間、差別と偏見に対して苦しみ、怒りをを乗り越えてきたドキュメンタリー映画でした。伊香保温泉『木暮旅館』は昭和22年5月、全国からろうあ者が集い日本聾唖会の再結成がなされた当地です。手話言語条例制定を進めている経緯があって、その映画をみた県議員からも、手話は言語だ。手話は大切!とても共感が持てたようで、県条例をきちんとやりますよと大声で話されました。