62.震源は三重県沖、なぜ関東・東北が揺れた?「異常震域」の仕組み
62.今日新聞で初めて知りました。なるほど。14日、三重県南東沖を震源とするマグニチュード(M)6・1の地震が発生した。震源に近い三重県などで震度が観測されなかった。遠く離れた福島県、茨城県で最大震度4を観測した。なぜだろうか。東京大地震研究所の古村孝志教授によると、今回の地震は沈み込む太平洋プレート内で発生した、震源が深い「深発地震」と呼ばれるタイプと考えられるという。プレート内を揺れが伝わったため、プレートの沈み込み口に近い関東・東北地方を中心に揺れが観測された。震源の真上にある「マントル」は軟らかく、プレート部分に比べて揺れが伝わりにくいため、三重県などでは人が感じる揺れはなかったとみられるという。